テナガエビの放流
昨日の記事で、相模川ではテナガエビを放流しているということを書きました。
放流といっても、どこのテナガを??調べるうちに琵琶湖でも放流が行われていることが分かりました。
相模川でのテナガの放流には驚きましたが、琵琶湖でもテナガの放流が行われていると知り、これも意外だなと思いました。
しかも放流されているテナガエビは霞ヶ浦産で、1917年頃にはすでに放流が行われていたようです。
琵琶湖は一級河川ですから、てっきりテナガエビは古くから生息し、もしかしたら陸封型もおり独自に繁殖しているものと思っていました。
霞ヶ浦産のテナガを放流してからその数が増えたらしいのですが、霞ヶ浦のテナガがそんな簡単に琵琶湖で繁殖するのかが少々疑問です。
話は相模川に戻りますが、相模川といえばテナガよりも鮎のほうが圧倒的に有名です。ほとんどの方が入漁料を支払っているでしょう。多分。
しかしテナガエビで生計を立てている人は存在していないでしょうし、多摩川の河口付近のようにたくさんの人がテナガ目的で訪れるわけでもありませんから、テナガに入漁料なんかを設定して意味があるのかなと思ってしまいます。
そもそも何故100kgの放流?放流などしなくても海と完全に繋がっていますし、テナガが入ってくる数は多摩川や荒川などと大差ないと思っています。
もうひとつ気になるのが、相模川にどこ産のテナガを放流しているのかということですが、漁が盛んな霞ヶ浦産が有力かも知れません。
相模川は荒川などと比べると水質も上ですし、テナガも奇麗なので一日遊べて数百円の入漁料なら仕方ないと思っています。
納得行かないのは、釣り人が細々と調べねば分からないほど遅れている漁協です。なぜ分かりやすく、すぐに理解できるサイトを作らないのか。高齢化や予算の都合でそういったところに手が行き届かないということもあるのでしょうが、お金を取るのであればもう少し不透明ではなく、分かりやすくすることも必要でしょう。
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コメント
今回の記事とは関係ありませんが、この前レジゴミについてコメントさせてもらった者です。
11日に釣りに行き、レジゴミ1つ分とはいきませんでしたがサビキなどの台紙を数枚と糸くずなどを拾いました。
とりあえずご報告です。
投稿: FU-GA | 2008年5月13日 (火) 01時08分
Takaさん、みなさんこんばんわ
テナガエビの放流をしている漁協があるのですね
びっくりしました、たしかに漁の対象になる霞ヶ浦
などは納得しますが川でそのような放流をしている
なんて30年以上色々な釣りをしてきましたが初耳
です、世の中まだまだ知らないことがあるのですね
投稿: まっちゃん | 2008年5月13日 (火) 01時23分
まっちゃんさん>
驚きですよね。漁以外の目的の放流の意味が不明なのですが、種の保存とか、そういう目的なのかなぁ・・。
テナガは当たり年外れ年がありますが、放流などしなくても、わんさか繁殖すると思うんですけどね。
FU-GAさん>
私も気が向かないと拾わない時もありますし、目立ったゴミだけ拾うということもザラです。先日の新左近でも糸くずとプラスチック片を拾ったくらいです。
無理なくゆるく活動するのがレジゴミですから、糸くずを少しとか、それくらいで良いと思っています。
わざわざご報告下さってありがとうございます!
投稿: Taka@管理人 | 2008年5月13日 (火) 02時12分
琵琶湖に霞ヶ浦のテナガを放流しているとは知りませんでしたが、
元琵琶湖っ子の私としては、漁業目的だと思います。
昔から、えびたつべ漁という漁法があり、テナガエビも獲られて
います。どちらかというと、北部琵琶湖(北湖)の漁法です。
テナガエビはブラックバスの大好物なので、減少しているのかも
知れませんね。
投稿: BABA | 2008年5月13日 (火) 12時24分
BABAさん>
コメントをありがとうございます。はい、漁業目的だと思います。以前はテナガ漁も盛んだったと思うのですが、平成18年度の琵琶湖での放流実績を見るとテナガが含まれていないようです。
外来魚や水質の問題で止めてしまったのかも知れませんね。
投稿: Taka@管理人 | 2008年5月13日 (火) 14時48分
琵琶湖のテナガエビは元々霞ヶ浦から移植された物であるということに対する疑問の研究発表の事を、以前こちらで誰かがコメントとて書かれているのがあって紹介されいる記憶があります。
相模川の場合は下流で捕ったテナガエビを上流で放流と言うパターンかもしれません。
投稿: シンちゃん/所沢 | 2008年5月13日 (火) 21時33分
シンちゃん>
あら、そうでしたか。もう一度調べた資料を読み返してみますね。下流で獲ったテナガを上流で放流したとすると、そのメリットって何になるのかな・・上流部だとヒラテというイメージがどうしてもあるので。
投稿: Taka@管理人 | 2008年5月13日 (火) 22時29分
いやいや、勝手な想像ですが、寒川堰から上はどうしてもテナガエビの自然の遡上数は少ないと思われます。
その場合、下流で捕ったのを堰の上流に放すのは意味があると思います。
また、それこそヒラテテナガエビを下流で捕って津久井湖の上流の道志川に放すのは有効とおもいますよ。
いくらヒラテテナガエビと言えども城山ダムを超えて遡上は出来ないでしょうから。
投稿: シンちゃん/所沢 | 2008年5月14日 (水) 17時35分
琵琶湖での霞ヶ浦産テナガの放流の件ですが、調べてみたら確かに異論がありました。
放流以前からテナガが生息していたという、決定的ではないにしても、ほぼ間違いない資料があるようで、すでにご存知かもしれませんが、一枚の絵です。
そこには手の長いエビが描かれています。読んだのは『琵琶湖のテナガエビの由来に関する一考察』というPDFファイルです。まだ全て熟読していませんが面白い内容ですね。勉強になります。
投稿: Taka@管理人 | 2008年5月15日 (木) 00時30分
ご無沙汰です!
私も、城山の放流テナガと遊んでいてテナガ釣りの面白さに目覚めたクチです。
このあたりの事情はとても政治的な話題です。
普通に考えると相模川の漁協の主財源は鮎の漁業権の販売だと思われます。ところが、湖鮎(コアユ:琵琶湖産の陸封形アユ)の放流は国庫助成による事業で。。漁協は資本投下していないのです!
これは、過去に水産権に抵触する開発を受け入れた際に生じた利権です。中流部の諏訪ノ森周辺でのレジャー釣りを主眼とした放流もこうした文脈に乗った事業です。
こうして、国税で放流された魚たちが「害鳥」である「鵜」のカロリー源だとも言われています。上野の不忍池の鵜は、長距離通勤のサラリーマンで、相模原まで通勤している!
津久井湖の揚水発電施設である城山湖には、陸封型のテナガが居て大型がゴロゴロしているという都市(田舎?)伝説も聞きます。
投稿: 百人 | 2008年5月24日 (土) 01時38分